| 平成15年6月28日（土） |
雨後曇り
 
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三浦市毘沙門 |
五目 |
釣り仲間 |
久しぶりの海釣りである。
昨夜からの雨はまだ止みきっておらず、空はどんよりとしていた。
待ち合わせ時間は午前6時30分。午前6時に自宅を出発、釣り場が近いと楽である。
道路は空いており、時間前に今日の釣り場、毘沙門に到着することができた。
途中毘沙門天の前を通過する。
毘沙門天は四天王の一人多聞天の別名、七福神の一神であり、戦勝を祈願する神として武士階級の信仰を集めていたとのこと。
思わず合掌。今日の戦果を期待する。
しかし、駐車エリアには車が既に10台程度止まっていた。予想通りではあったが。
仲間二人も到着しており、海の様子を探って戻ってくるところであった。
「あそこのポイント（西側）はもう入られてるから、こっち（やや東側）に行ってみようか」、「そうだね」。
支度をして移動を開始すると、「あそこは浅くて釣りにならないよ、もっと向こう（東）の方がいいよ」と、城ヶ島で真鯛を上げてきたという釣りグループの助言。
それならばと、江奈湾の湾口、高磯の対面の磯に取り付き早速釣り始めることにした。
雨が時折降り注ぎ、アタリもなく、どこか仲間も寂しそう。
そんな中、何回目かに投入した浮力ゼロの玉浮きが、すーと沈んでいった。
竿先の感触は、獲物がそれほど大きくないことを伝えており、水面に現れたのは22センチ程のアジである。
「これは食べるにはちょうど良いサイズだ。」・・・・・
と言うことで、アジの刺身にワンカップ。「醤油がほしいね」、「ありますよ」、「96年？」、「ま、いいか。醤油だから平気だよ」。
かくしてアジ3匹は、ついでに採集したウニとニシガイと共に胃袋に消えていった。
昼近くになると雨は上がったものの風が強まり、アタリは遠のいてしまった。
「釣れそうなんだけどなー」、「う〜ん」。
その後、大きなカワハギが1匹掛かったが、その他はベラ以外の獲物はなく、午後4時過ぎ納竿とした。
