釣行日　　平成16年5月2日（日）
場所　　　 山梨県道志川
天気　　　 曇り一時晴れ
同行者　　長男
経路　　　 東名高速厚木→国道４１２→青山→道志
入渓　　　 神ノ川入口
釣果　　　 ニジマス、ヤマメ

　釣行日からあまり時間が経ってしまうと記憶が薄れていくため、できるだけ釣行直後にアップするよう心がけてはいるのだが、今回も釣行日から２週間ほど経過してしまった。
　単純に釣行記録として利用するつもりで始めたこのホームページも、開設してから約４年が経過する。
　公開する以上、「他の人の目に触れる」との意識が多少はあったものの、開設当初は釣行結果を知人に知らせるツール程度に考えていた。が、訪問者から「これからも楽しみにしています」などのメッセージをいただくと、「すぐにアップしなければ」とも思い、記憶を引き出しながら記述している。


　休日主体の釣行で、出かけられるエリアもほぼ固定され、無論釣りの対象となる渓魚も決まっている。
　従って、内容も写真も同じようなものになってしまうが、実際の渓の様子は少しずつ変貌している。
　年が変わり、季節が巡って、渓は水も風も新たな香りを運んできてくれる。


今日も道志で新たな出会いを求めて竿を出す。


　日本列島に低気圧が近づいており、今日は異常なくらいに寒い。つい２、３日前には夏日を記録していて気温差が１０度以上になるので、その影響もあるのであろうが。

　午前５時半頃、両国橋湯川屋に到着。連休とあって既に駐車場はキャンパーたちの車でにぎわっている。
　長男の遊魚券を購入し、神ノ川入り口に向かった。


　この辺りは道志の中でも川幅があり広い瀬になっているが、今日も相変わらず水量は少ないようである。
　気温も低く、最近の不漁情報もあって、「今日も苦戦かな。でもニジマスはいるだろう。」などと思いながらとにかくあたってみることにする。


　流れの中に立ち、流芯の横、大岩下の逆巻きや緩流を狙って仕掛けを投入すると、３投目に確かなアタリ。
　軽くあおると一気に下流に走っていく。「ニジマスだ」。仕掛けを切られないように、少しずつ上流に竿を倒しながら手繰り寄せていく。あがってきたのは８寸程度のニジマスである。
　時を同じくして、妻も長男もニジマスをあげていた。


　ヤマメがこない。
　神ノ川出合いに移動する。
　昨年数を上げた淵も浅く、底が透けておりアタリは皆無である。
　さらに出合いから少し上流を探ってみることにした。
　すぐにプールが出現したので沈め気味に仕掛けを流していくと、かすかにアタリがあったものの針掛かりしない。
　再度、同じように流すと７寸弱のヤマメがやっと掛かってくれた。

　「下に戻って少し流してから帰ろうか」、「そうだね」。
　天狗岩周辺で竿を入れると、やはりニジマスが掛かってくる。
　しばらくすると、妻が４０センチオーバーのニジマスをあげていた。
　ランディングに相当苦労したようである。
　（長男）「何してんのかと思った。ネット上からかぶせてんだもん。」、（妻）「だってネットになかなか入らないんだもん。」。
　そんな長男も浅瀬で転び、ウエーダーの中まで水がしたっていた。
　もっとも私のウエーだーは損傷が激しいのか、常に水が入り込んでくるのだが。


　今回は、はじめて燻製に挑戦してみたが、思いのほか結果がよく次回への期待が膨らんでいる。