手軽で気楽な釣り日誌

　解禁を待って下部温泉周辺の釣りに出かけた。新調したウエーダ-を身にまとった初めての本格的な渓流釣りと言える。5日は下部の道の駅で昼食（メニューはそばのみ）をとった後、雨河内川へ入渓した。すでに時間は午後2時、ところどころに魚影が見えるが一向にアタリはない。最初の堰堤下も大場所のようであるが、先行入渓者の姿があり、魚は岩陰に潜んでしまった様子である。そうこうしているうちに妻が最初の一匹を釣り上げた。はじめて見る赤い斑点が鮮やかなアマゴである。
　翌日は下部川本流へ。所々で堰堤工事をしており、工事用のダンプカーの出入りが多い。めげずに入渓点を探し、がけを下った。沢はあちこちに巨岩があり、好ポイントの様相を呈している。またしても、岩陰に身を隠しながら仕掛けを出していた妻がアマゴを釣り上げた。私は少し上流へ向かい絶好のポイントを発見。魚信はあるものの針掛りしない。少し食わせ気味にしていたところ、21センチのアマゴがついにその姿を見せた。私のアマゴ初釣果である。